毎日東京の街をテクテク歩きながら写真を撮っていると「いったい俺は何をやってるんだ?」って
疑問に感じることがあります。さらに才能豊かな人に触れるたび、その仕事に触れるたびに、ますますその想いは強まるばかりです。

その時々で、撮影を続けるために、なんとか自分なりの答をだしてきたようにおもいます。
今の答が、「自分と写真との純度を高めることしかない!」です。もう少し具体的にいうと、いかにニュートラル(ゼロ)な状態で
シャッターを押せるか?心が揺れた時、心でシャッターを押せるか!でした。
撮影が上手くいってる時は、ほとんど記憶にないんです。なにもかもゼロな感じです。
そんな状態の時は全身が満たされ心身共にとってもハッピーなのです、、、。
日々いかに、そんな状態で写真を撮れるか、そんな環境を作れるか?それが、最近出した答で、毎日の課題になっています。

そんな行為の先には、僕の大好きなサイトstereophonicでひろった言葉
「不断の練習によってのみ能力は向上し、様式は洗練される」に通じるのではないでしょうか、、。

また、ある人が「人生はプラスマイナスゼロがちょうどいい」と言っていましたが、まったくそのとうり!!だと思いました。
プラスプラスに結果を求めすぎると、どんどん自分を苦しめていくんですよね。そんな自分に反省したりしてます。
「ものごとを知っている人はそれを好きな人には叶わない。それを好きな人もそれを楽しんでいる人には叶わない」なんです、、、。

あと、いつもいつも僕を励ましてくれたくれた文章があります。写真集「FALA」の注文メールに添えられた一文なんですが、
「プロとしてはいろいろ大変なこともあるかとおもいますが、大石さんの写真を観て、刺激されたり、切なくなったり、ほっこりしたり、
日々誰かに本質的な部分でその感情を授受される人がいるってことを忘れずにガンバッテ下さい。そういふ中でガンバッテいけるって、
それはとても素敵な人生なんだと思います。」
僕は自分のやってることがわからなくなったとき、いつもこの文章を読んでは励まされたり、励まされたり、励まされたりしました、、。
(ほんとにほんとにありがとうございました。)

このことは、僕が探している素敵なサイクル[photograph!?の072に通じることでした。
『僕は、大学生の頃からずっと探しているコトがあります。それは、自分にとっていいことが、
他人にとってもいいことのサイクルを見つけることです。ほとんどの場合、自分にとっていいこと、
楽なことは、他人にとっては迷惑なことや、辛いことだったりします。逆も然りで、自分が頑張って、
自分を犠牲にすることが、他人にとっては楽なとこであったり嬉しいことも沢山存在します。
自分にとっていいことが、他人にとってもいいこと、楽なこと、そんなサイクルを見つけることができ、
それが増えれば増えるほど人類は(表現がオーバーですが)、より幸せになれるはずです!!
僕にとって写真を撮ること、そして見てもらうことは、僕が二十代に見つけた唯一の
素敵なコト(素敵なサイクル)だったのです。』


最近、ホームページのアップがないな?ooishiはいったい何をやってるんだ!!と思われている方々、
ooishiは毎日東京を歩きながら写真を撮ってます!!「DAY OF TOKYO」とう作品を完成させるるために、、、。

このサイトを通しての素敵な出会いがとても多かったにも関わらず、更新を怠けていたいこを深く反省したりしてます。
新作のアップは頻繁にできてませんが、トップの「DAY OF TOKYO」だけは毎日アップしていきますので
これからもよろしくお願いします。