写真家とカメラマン

その違いについてよく考えている。ここからは半分は大石の勝手な妄想なので
反撃などしないようにお願いします。
1.違いについて
まず違いについては、仕事を発注する側から考えてみると、分りやすいかも、、、。
写真家に仕事を頼む場合は、その人の世界観や表現力、生きざま、知名度プラスαなどが
基準になります。
カメラマンに仕事を発注する場合は、撮って欲しい写真に必要な技術を持っている人に
依頼すると思います。その上で、人柄や世界観などもプラスされていきます。
例えば、ハンバーガーの写真が欲しい時に、アラキさんに頼む人はいません、、、。


2.プロフェッショナルについて
プロとは、2種類の意味があって、一つめはそれで生活している人。もう一つはその道の達人。
「あなたはプロですか?」と聞く場合のほとんどの方は一つめをさしていることが多いです。
一般的には、写真を撮って生活している人はプロフェッショナルで
その道を突き詰めているが、それで生活をしてない人はアマチアということになります。
大石の勝手な経験では、カメラマンという人のほとんどは職業として高い技術をもった
プロが多い気がします。反して写真家という人のほとんどは、職業は別に持っている
人が多い気がします。


3.写真家として生活するには
例えば、大石の大のファンが1000人いて、毎月500円大石写真にお金を払ってくれると
50万円になります。(オー!)1000人が毎月1000円払ってくれると100万になります。(ワオ!!)
1人に100万円とか100万人に1円づつとかも考えられます、、、。
それが雑誌や写真集や他の仕事となると複雑になるだけで基本は変わりません。
要するに、いろいろな人にどういう形であれ必要とされる写真を撮ることだと思います。
小説家や歌手なども同じでしょう。
いろんなコンペや賞は、自分の存在をたくさんの人に知ってもらうためのもので
それ以上でも以下でもありません。だから賞が取れたからといって、取れなかったといって
そんなに騒ぐことではないのかもしれません。


強引なまとめ
僕にとってのカメラマンと写真家との違いは結局そんなに変わらないようで、ぜんぜん違っていて、でも
近い存在なんだとおもいます。写真家とカメラマンの境界線には広大なクレーゾーンがあります。
ただ、どちらに転ぶにせよ、個人的には限りなく白か黒でいたいと思っています。